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うっかり宝塚デビュー

深い深い沼であることはわかっていたので、あえて足を踏み入れないようにしていた宝塚。

歌ったり踊ったりする人を見るのが好き。
ミュージカルが好き。
舞台鑑賞が好き。
イケメンが好き。

沼にハマる条件が揃いすぎてる。。。

「エリザベート」のライブビューイングでデビューするはずだったのが、チケットを取っていた映画館が緊急事態宣言で閉館。やはりご縁がなかったか。。。と諦めていた宝塚との邂逅でしたが、推し絡みの演目が上演されることになり、この度、めでたくチケットをご用意いただけて、無事に幕が開きました。しかも映画館ではなく、宝塚大劇場!

「劇場に行くことがあったら、早めに着いてぜひレストランに行ってみてください!演目にちなんだメニューもありますよ」と聞いていたので、とても楽しみにしていたのに「シティーハンター」が開幕した数日後に発令された緊急事態宣言に伴い、すべてのカフェとレストランが閉鎖。残念すぎた。

お土産的なグッズは買ったけど、キャトルレーヴは要整理券+長い列だったので入りませんでした。

なんか見たことある大階段。
エスカレーターもあったけど、やはりここは階段を上がってみた。

席は2階席1列目やや上手側。
開演するまでは撮影OKの文化らしい。

あらすじは、原作の設定や登場人物にオリジナルの要素を加えたストーリー。
主要人物はだいたい登場します。海坊主・美樹さん・槇村・冴子・海原・ミックなど。約2時間の上演でかなり詰め込んだなぁ…という印象。出演人数が多い関係で登場人物も多いし、メインのストーリーに加えて、サブのストーリーも並行して進んでいくのでついていくのが大変。しかも、一般的な舞台やミュージカルと違って、場面展開の回数と種類が多い!一般的なセットは4~5パターンくらいじゃないかな。ちゃんと数えてないけど、15パターンくらいのセットがあったように思う。舞台装置があっという間に入れ替わって、シーンがどんどん入れ替わっていく。喫茶店「キャッツアイ」のセットなんて、丸ごと地下からせりあがってきた。

シティーハンターという演目も観てみたかったけど、「もしかしたらゲワイを歌ったりする?」という期待もチケットを取った理由。これまで何度かカバーされているけど、なんかこう…ちょっと違うんだよなぁ…といううまく言語化できない印象しか持ったことがなくて、宝塚の人が歌ってくれたらどんな風になるのかも興味があった。

キーは原曲のままだったんじゃないですかね。Still Love Herも歌っていただいて。ありがとうございます。とてもうまかったですし、前の方に出てきてくれてコンサートっぽく歌ってくれて客席も盛り上がってました。でも、ちょっと不思議な感じだった。だって、ゲワイを歌ってるのが獠ちゃんなんだもん。神谷明さんは獠ちゃんを演じながらゲワイを歌いませんからね。


2時間のミュージカル公演の後は、35分の休憩を挟んで1時間ほどのレビュー公演。怒涛のように次から次への押し寄せる歌とダンス。系統の違う楽曲ごとにセットが変わって衣装が変わって、さっきまで男役の衣装で歌ってた人が次の曲ではグラマラスなレオタードっぽい衣装になっていたりするから、初心者にはもう個体認識が不可能。2時間のミュージカルを演り終わった人たちが1時間歌って踊り続けて、決めポーズを取っても全然息が上がっていない。この人たち、超人すぎる…。しかも、これを毎日やってるわけでしょう?命を削って舞台で戦ってると感じました。良いものを拝見しました。

宝塚のことを全然知らないけれど、唯一、朝美絢さんは認識していたので、たまたま選んだ演目が朝美絢さんの所属する組だったのはとてもラッキーでした。いや、もう、群衆の中にいても1人だけイケメン度が際立っているので、どうしても目で追ってしまう。プロフィールを拝見したり、画像検索でググったりしてみましたが、プロフィール写真よりも舞台のお写真よりも素のお写真の方が断然イケメンで、顔が小さすぎて等身がおかしい。舞台人になるべくして生まれてきたようなルックスです。朝美さんもそうですが、男役のみなさんは皆さん足が長すぎで溜息が出ました。

買って帰ったお土産たち。
シティーハンターのチョコと、カレル・チャペックのクッキーと紅茶。

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