東京オリンピックの時も書きましたが、オリンピックの中でも特に開会式が好きな人なので感想を残しておきます。
東京は直前までゴタゴタ続きで、予定されていたと思われる演出が白紙になったり、急ごしらえの感が否めなかったりでとても残念な開会式でした。北京のを見て、改めてスケールが小さい開会式だったなぁ…と。
しっかり準備してきた北京と比べると、やはりスケールの大きさでは負けていたと思うし、開始から20分ほどで入場行進につないだコンパクトさもとてもよかったと思う。東京のプロジェクションマッピングもすごかったとはいえ「平面に映し出されている」以上のものは感じられなかったのに、北京のプロジェクションマッピングは水面とその水の中の深さを表現した3D感があって、技術の差を感じた。半年しか経っていないからこの間にハード面での開発が進んだとは考えにくい。
https://beijing2022.yahoo.co.jp/contents/game/ceremony/opening
草の表現でマスゲーム的にマンパワーで見せるところと映像との融合もよかった。
カウントダウンVTRに使われてた24節気は映像はキレイだったけど、海外の人には何を見せられているかわかりにくかったんじゃないかな。一年中暑い国や逆に夏も涼しい国もあるからピンと来なかったかも(リンク先に動画あり)。
https://www.gorin.jp/video/6295436242001/
過去大会の振り返り→五輪マーク出現の流れも、立方体をうまく使っていた。この画像は少し俯瞰で撮られているからスリットが見えてるけど、真横からの映像では解説がなくても氷が削られて五輪マークが浮かび上がってきたように見えた(リンク先に動画あり)。
https://www.gorin.jp/video/6295436436001
最終点火者については賛否あるが、聖火台と点火方法のアイデアは素晴らしかったと思う。始まる前から「もしかしてそれ、聖火台ですよね?」的にわかりやすく設置されていた東京とは大違い(本来やりたかった形とは違ったのだと信じたい)。ギリギリまでどこが聖火台か、どういう形で点火されるのかがわからないのが開会式の肝だと思うので。入場行進が終わって初めてパーツが揃う演出も、一つ一つがすでにキレイなデザインだった国名プラカードの集合体としての造形もとてもキレイ。炎が小さいのは、中国に寄せられてる環境問題へのあてつけかな…と思ったり。
あとは、旗手を務めたフィギュアスケート選手。
事前情報では他にもいたっぽいけど、帽子とマスクで本人かどうかの確認に自信がなく。
アゼルバイジャンンのリトヴィンツェフくん。
メキシコのドノバンくん。
そして、東京オリンピックに続き、推し国の旗手が素晴らしい衣装だったことが話題に。
【北京五輪開会式】冬も「カザフのお姫様」 金の刺しゅう入った黒のロングダウンコートで入場
#北京2022https://t.co/hnrKAeH87f— 日刊スポーツ (@nikkansports) February 4, 2022
東京2020開会式でのカザフスタン代表の美しい衣装を覚えていますか?🙂#北京2022 でも素敵なジャケットで #開会式 の会場に到着✨#オリンピック pic.twitter.com/uv03ZMwQcI
— オリンピック (@gorin) February 4, 2022