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40th FANKS intelligence Days YONMARU 東京 初見雑感

2024-04-20, 21
東京ガーデンシアター

初めての会場。
入場口へ向かうまでのあちこちにアー写を出してくれていたり、隣接する商業施設では店内のBGMをTMにしてくれていたり、といろいろウェルカムな雰囲気。

ガチャガチャ…また会えたね。
一応、継ぎ目や取り出し口が3人と被らないようになってる。1回600円、1人5回までのコインが購入可能。

オープニング

intelligence daysもDEVOTIONもSTAND 3 FINALもアバンには映像が流れていたから、初日は油断していたらオープニングはアバンの映像なしで最初からいきなり3人が登場した。開演前、やたらとスモークが焚かれているな…と思っていたら、突如バババーン!と登場した。するとスモークがスクリーンの役目をしていて、実物よりもかなり大きく3人のシルエットが浮かび上がった。アリーナならではの演出。

お衣装

ウツは白のロングジャケットに白シャツ、黒のスカーフ。
木根さんはすごくピカピカ素材になっている黒ジャケット。
てっちゃんはパラシュートを背負っていないTOKIOのジュリーみたいだった。

途中、ウツが白ジャケットを脱いで登場し、黒ベストと白シャツ+膝まである長~い赤スカーフ。膝まであるのは、ちょっと長すぎんじゃないかな…動きにくくないのかな…
木根さんはミラーボールみたいにピカピカしたシルバーのジャケット。
てっちゃんはマダムシンコだった。

CAROL組曲

このセクションがYONMARUの肝であり、てっちゃんがCAROL制作当時のイメージが今の技術によってようやく形にできた(的なメッセージが流れた)、ある意味CAROLの終着点。ゴリゴリにAIで作成しているロンドンの映像がスクリーンに映し出される。ビッグベンやタワーブリッジなどのランドマークから、何でもない街角や石畳の路地裏。そして、CAROL組曲が進むにしたがって、CAROLのライブ映像や学校をイメージさせる風景、AIが作り出した大人になったCAROL、森の中に続く小径、平原、遺跡のような崩れ落ちた石造りの建物。CAROLのライブ映像以外はおそらく全てAIが生成した映像が、曲に合わせて流れていく。

CAROLに思い入れのある人には申し訳ないけど、ちょっとAIに振り切りすぎたかな、という印象だった。

風貌が違う大人になったCAROLらしき女性の映像が何パターンも出てきたり、微妙に違う3人のCAROLが同時にスクリーンに並んで映し出されたりで「CAROL多すぎん?」ってなった。アルバムジャケットに描かれているフラッシュのイラストが曲に合わせて口が動き始めて歌い始める演出は初見ではアッ!と声が出たが、瞬きはするものの口しか動いていないからか「不気味の谷」のような薄気味悪さがあり、声は今のウツの声を使ってるようだけど本物がいるのに1曲まるまるをフラッシュの歌唱で聴くのは少々キツかった(この曲の時にウツはステージにいない)。あと、AIがそうさせているのか、あえて時空の歪みを描いているのか、ロンドン市内の映像がずっと「歪んでいた」のも酔いそうになった。窓枠が歪んだり、ズームインすると細部がグニャリと変形したり、写り込んでいる通行人もストリートビューに映り込んでいる人みたいに不明瞭。自然の風景にも違和感がある。「こんなに鬱蒼とした森はロンドン近郊にはなさそう」とか「山が見える…?」とか(ロンドンは平野部)。
「予算と時間をかけてAIで作らなくてもロンドンにロケ行った方が早くない?」とチラッと思ったけど、あー…と自己解決。1990年代のロンドンをAIに作ってもらわないといけないはずだ。今のロンドンは当時と風景が変わっている。2000年に建てられたロンドンアイ、2010年代に増え始めた、変わった形をした金融街のビル群。そりゃ40年も経てば街の風景も変わるよね。


あの頃は「世界から音楽が消える」は突拍子もない設定だったはずが、今この時代になって、戦争や自然災害や暴動やコロナ禍で世界のあちこちから音楽が消えてしまった現実がある。こういうところもProphetsなんだよなぁ。Incubation Periodという言葉を使ったのも2012年。

あと苦言を呈すると、このCAROLセクションは長い!
M6のA Day In The Girl’s LifeからJUST ONE VICTORYまでが7曲がCAROL組曲。TMN期になってからやってきた遅れてきたFANKSとしては2024年に”新しいCAROL”を見ることができていることに感激したが、もう少し他の時代の曲も聞きたかったなと思う。だってYONMARU=40周年なのだから。

エンディング

ビギエンの衣装を着た3人の映像。これまで見てきた地球人たちの考察(?)とFANKSへの感謝の言葉とこれからも歩み続けるメッセージが流れると、遠くに歩いて行ってしまう。エンドクレジットと共にintelligence Daysが流れ始めるがこれまでは最後に表示された次回公演の日付と開催地の表示はなかった。

次の4/26-27の大阪城ホール
セトリ中心のあれこれ

5/18-19のファイナル、Kアリーナ

YONMARUの思い出に…


今回のセトリ

M1. Self Control
M2. Maria Club
M3. 1974
M4. キネテツ新曲
M5. Confession~告白~
M6. A Day In The Girl’s Life
M7. Carol (Carol’s Theme I)
M8. Chase In Labyrinth
M9. Gia Corm Fillippo Dia
M10. In The Forest
M11. Carol (Carol’s Theme II)
M12. JUST ONE VICTORY
M13. Whatever Comes
M14. RAINBOW RAINBOW
M15. てっちゃんソロ
M16. Get Wild
M17. ACCIDENT
M18. Electric Prophets
END THEME. intelligence Days

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