2022-08-22
坂本美雨「Dear Friends」
美雨:本日のゲストは、私も大好きな3人。
TM NETWORKから小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんです。
よろしくお願いします。
3人:よろしくお願いします。
美雨:3人でのご出演は2014年以来、8年ぶりです。
木根:美雨ちゃんのこの番組もスゴイですね。
美雨:11年目になりました。
木根:素晴らしい。
美雨:ありがとうございます。みなさんで来てもらえたのは本当にうれしいです。
ウツ:他にないもんね。3人でやる番組じゃなくてゲストで3人集まるって。
木根:ないですね。
美雨:光栄です。
木根:それこそ、美雨ちゃんのこの番組で8年ぶりかも。
美雨:そうですか!?スゴイです!小室さんとは最近チョコチョコとお会いしていて。
てつ:チョコチョコ会ってますね。
美雨:TM NETWORKは来年が結成40周年ということで、1983年5月に結成されています。
去年からおよそ6年ぶりに再起動、先月からは7年ぶりとなるライブツアーを開催されています。
その間に配信などもありましたけれども。
今月、私も観に行かせていただきました。8月3日に行われましたフォーラムに。
はぁー!もうカッコ良くて、もう!もうホントに感動しました。
すみません、ちょっと声が上ずってしまいました。
ひさしぶりのTM NETWORKでしたし、ウチの娘も一緒に見させていただいて。
ちょうど私がTMに出会ったのが7才だったんですけども、ウチの娘が7才になって。
一緒に今回観に行くことができて感慨深くて。
ウツ:スゴイですね、それ。
美雨:娘は小室さんとの現場はたまに連れて行かせてもらっているんですけど、
TMでの小室さんを初めて見て。
一致してなかったみたいで。
てつ:そうですよね。
美雨:写真を見せて、「これがあの人だよ」って。
すごくビックリしたみたいでしたが、すごく集中して聴いていました。
てつ:僕の知人は、木根さんのあるコーナーで寝ちゃった人がいる。
ウツ:ちょうど寝やすい感じだったんだね。
木根:チークタイムってのは大事なんだよ。
美雨:木根さんのあのコーナー、びっくりして。メチャクチャかっこ良かったです。
どこまで言っていいのかわからないのですが、それぞれが輝くコーナーが作られていて。
MCとかお休みがなくて、一つのライブが連なっています。
そういったコンセプトや演出はどなたが考えるんですか?
ウツ:一応、リーダーです。
てつ:一応は、ですけど。
最初は話している間に
「アンコールいらないんじゃない?」とか「しゃべらなくてもいいんじゃない?」とか。
ウツ:配信は3人だけだったじゃない?それが少し関係してるかもしれない。
3人でやると、話しちゃうとフォークじゃないんだから。
美雨:3人トークだとちょっと牧歌的な空気になってしまう。
てつ:どうしてもそうですね。
木根:ダラーンとした。
美雨:今のこの空気ですね。
その息つく暇もないくらいたたみかけるようなカッコイイ音と光に圧倒されましたけど、
セットリストがまた素晴らしくって。
これもあれもやってくれるのか、と。次々ビックリで。
小室さんはかなりサービスというか、FANKSが喜ぶ並びにしてくださったような気がするんですけど、
どんなことを意識されました?
てつ:7年ぶりっていう方がやりやすかったですね。何でも喜んでもらえるかなって。
次ある時は相当考えなきゃいけないかなとは思います。
あんまり言いすぎるとまだ終わってないんで、並びとかまだ言えないんですが。
美雨:アレンジも今の音になっているのはもちろんなんですけど、かなり大胆に変えられたな、と。
てつ:かなりスペーシーな感じの音にしようとしてるから、アレンジもそうなったのかな。
わかりづらいよね。ちょっと隠して言うの難しい。
ウツ:ラジオだと余計わかんない。
美雨:観客としてはずっと踊らされてる感じがあって、もっと踊りたかった。
フロアがあったらよかった。ウズウズしていました。
伝わったような伝わっていないような、私の興奮だけが空回りしております。
そんなライブから1曲かけさせていただきたいと思います。
今まで私が個人的にTMの中で大好きだった曲とは他に、
今回改めて号泣してしまったのがSELF CONTROLなんです。
♪SELF CONTROL
美雨:坂本美雨のDear Friends、スタジオにはTM NETWORKのみなさんをお迎えしています。
こちらの質問BOXから1枚引いて質問に答えていただきたいのですが、木根さんお願いします。
木根:「とてつもなく緊張した共演者は?」
てつ:瞬間で出てきた。
木根:僕ももう出てきました。
ウツ:僕、なかなか出てこない。
美雨:じゃ、小室さんから聞きましょうか。
てつ:僕は「お父さん」かな。
美雨:即答ですが、ホントですか?
てつ:無言の「間違えないでね」というプレッシャーが。結局、僕、間違えちゃったんですけど。
美雨:それ、あの時のVOLTEX OF LOVEですか?
てつ:そうです。
1995年くらいのDANCE CAMPのゲストに来ていただいた時のリハーサルで、すでにその時点で緊張。
その前も対談とかはさせてもらったことはあったんだけど、いざ音楽となるとね。
美雨:私としては、自分の父親と憧れの人が共演するのが本当にうれしくて。
まだニューヨークにいましたけれど、ドキドキしながら見ていました。
今は割りと誰に対しても柔らかい感じになってきていると思うんですけど、ウチの父も。
あの頃はまだ尖ってた頃かなと思います。
あと、ちょっと「ウチの娘が好きなんだって?」みたいなプレッシャーもあったような気がします。
てつ:でも優しかったですよ。
美雨:そうですか!木根さんはいかがですか?
木根:僕は吉田拓郎さんがすごく好きで音楽を始めたもので。
何度もいろんな形でお会いしたり、共演させていただいているんですけども、
やっぱり緊張がハンパないですよ。
最初の頃は関係者として入れていただいたりしてて。
そしたら、ご挨拶を…ってなるから緊張しちゃって。
だから今は普通に自分でチケット買って見てます。そのくらい、近づかなくていい感じ。
自分のハンパない緊張感というのがイヤになっちゃって。普通にファンでいようと。
美雨:一緒に歌われたんですか?
木根:番組でね。SMAPxSMAP。拓郎さんとキムタクとTMの3人で。
僕のラジオにも来ていただいたんですけども、もう覚えてないくらい。
美雨:好きすぎて会いたくないって気持ちわかります。何才くらいの時に一番濃い影響を?
木根:14, 15, 16才くらい。ギターを覚えたのも、歌を作るのを覚えたのも全部拓郎さんからだったから。
美雨:一番大きなルーツなんですね。ウツさんはいかがですか?
ウツ:いろいろ考えてたんですけど、共演という形では多分いないですね。
一緒にっていうのはそういう機会があまりなかった気がする。
好きな人のコンサートを見に行って、楽屋まで挨拶に行った時の緊張はあったけど、
それ以外はあんまりない。
美雨:3人だとあまり他のミュージシャンと関わる機会がないですね。
木根:TMだとないですね。
ウツ:テレビによく出てた頃はいろんな人と一緒になったりしてたけど、
僕はその人たちよりもテレビに緊張しちゃってるから「うまく歌えるかなって…」ってそっちの緊張で、
一緒に出てた人たちは覚えてないくらい。
美雨:意外ですね。ウツさんはどこに行ってもあまり緊張されてるようには全然見えない。
ウツ:テレビは緊張が激しくて。
美雨:先日はひさしぶりのリアルライブ、いかがでした?緊張されました?
ウツ:それはあまり緊張はない。ただ、思ったより期間がなくて。
段取りとかをやる時間が少なくて、曲順や合間だとかがなかなか体に入っていかなくて。
そこの緊張度は多少あったけど。
美雨:曲はやっぱりどれだけ時間が経っていても入ってるものなんですか?
ウツ:曲にもよりますね。
皆さんもご存じなGet WildだったりSELF CONTROLだったりとか、よくやるような曲は体に入ってる。
ひさびさにやるとか、たまにやるとかだと新鮮な気持ちも生まれるし。
リハで何とか体に入れてくって感じで。
美雨:歌声が変わらず力強くて圧倒されました。
ウツ:ありがとうございます。
美雨:オープニングがPlease Heal the World、今年の春に限定リリースされた新曲、
売り上げが日本ユニセフ協会に寄付されています。
こちらもカッコイイ曲でした。
♪How Crash ?
美雨:TM NETWORKのライブBlu-rayが4/21に発売されているんですけども、
こちらにHow Crash ?の音源も付いています。
配信ライブがONE, TWO, THREEとあってこちらがBlu-rayに収録されています。
今日はTM NETWORKのみなさんをお迎えしました。
TM NETWORK、7年ぶりのツアー、9/3-4にぴあアリーナMMで追加公演が行われます。
そして、今日一日だけでは話足りないので、明日もお付き合いいただきます。
それではまた明日。
翌日8/23放送分はこちら。