2024-02-09, 10
名古屋国際会議場センチュリーホール
なかなかセトリが秀逸なツアーでございました。
セットリスト
1. WORDS
文字や数字がクローズアップされるアバンの映像で流れている曲のタイトルは「WORDS」。
2. Nights of the Knife
個人的にはずっと封印してきた曲なのでイントロが流れてきてザワザワ。え?1曲目よ?実際、名古屋でもリズムに乗ったり、手拍子をしている人もいることはいたけど、この曲をどういう気持ちで聴いたらいいのかまだよくわからなくて直立不動で見ていた人が多いような印象(自分含む)。35周年を迎えるまでラスグルは未履修で来た1人。その時の初見雑感はこちら。
3. DEVOTION
「君に尽くそう」のところでウツが木根さんに手を伸ばすところ、いつぞやのラジオでは2人ともピンと来ていなかった様子だったけど「ちゃんと歌ってるかな」とチェックしている意味合いで見てるとは思わなかったな。サビのところ、てっちゃんの上下動が激しい!
サビの歌詞はNo No Moreなんだけど、時節柄”No More War”に聞こえちゃう。むしろそう歌ってほしいくらい。
4. DIVING
ウツも木根さんもこの曲ではギターを弾いていて、間奏でてっちゃんのキーボード前に2人で寄っていく。ウツが手間、木根さんが2歩ほど奥になる位置関係で、木根さんがみんなに見えるようにウツはちょっと屈むのよね。もう、なにそれ大好き。
曲が終わって、ウツがピックをポイって自分の足元に放り投げたんだけど、ギターを受け取りに来たローディーさんが暗転の中でピックを拾おうとしてるのがウツには見えていなくて、ぶつかっちゃって「うわ!びっくりした!」ってなってた。
5. 君がいてよかった
原曲の影も形もなくなっているイントロ。知ってるメロディーラインのはずなのに曲が始まっても歌詞やメロディーを追えない難易度の高さ。間奏は木根さんの超絶技巧のピアノ。
サビの歌詞をてっちゃんが変えてきてる。ウツはチラッチラッと心配そうにてっちゃんに目線を送って苦笑いしながら歌ってて、てっちゃんのコーラスはグダグダだったからもしかしたら予定していた箇所に予定していたようには入らなかったのかも。
原曲)君がいてよかった また会えてよかった
改変)君がいてよかった また会えてよかった \名古屋で!/
「山口」を入れるには語呂がよくなかったかもね。
6. Good Morning Mr.Roadie
木根さんとてっちゃんのツインボーカル。ボイストレーニングをやってるからか、てっちゃんの歌が少しずつうまくなってきてる。「ぅ」がかなり減ってきた。
TMやウツソロや木根ソロに関わってくれているTEAM ACTIVEさんのサイトに「ローディーのお仕事」というページがあったので、どういうことをされているのか見てみると—
・機材の積み降ろし、搬入
・機材のセッティング
・リハーサル
・ゲネプロ
・チューニング
・ステージング
・撤収、搬出
もはや、何から何まで。スタッフの皆様の働きがあってこそのライブですね。
曲が終わってステージに戻ってくるウツが2人に向かってそれぞれ拍手を送って、ペコリペコリとお互いお辞儀し合う他人行儀な仕草がおかしい。
7. Green Days
歌詞はひどく鬱々としている曲なのに、ライブで歌われる率が高い曲のような気がする。ウツが好きなのかな。。。
8. N43
木根さんが「授与」するように恭しくウツにタンバリンを渡す。ウツもそれをノーブルなお辞儀で恭しく受け取る。とても良い。尊い。
9. YOU CAN DANCE
イントロは流れてるけれどすぐにはそれとわからないメロディ。イントロが始まってもまだ照明は落ちてて、ウツはステージに背を向けて何やらゴソゴソしている……からの曲名がわかるイントロに変わって、照明がついてバッと前の方に出てきた時にはゴキゲンなパーティー仕様のメガネをしていて、手にはテンガロンハットを持ってる。
こういうの。
いつの間にか木根さんのサングラスもピンクのサングラスに変わってる。てっきりウツが自分でかぶるのだと思っていたテンガロンハットはピアノを弾いてる木根さんにウツがかぶせてあげる演出!供給過多!ごちそうさまです!
そして、てっちゃんもサングラスになってるんだけど1人だけオシャレ系サングラス。間奏ではショルキーを引っ提げて右に左に走り回る。1日目は1階後方あたりからすごい歓声がしててっちゃんが視界から消えたから客席にまで降りちゃったような気がする。その様子をウツはステージ中央からやや不安そうに眺めていて、2日目はステージ下手側に走り出すてっちゃんの後をテケテケと追いかけて行って、あまり遠くに行きすぎないようにそばで見張っていたように見えた。会報では「(2番までに)戻ってこれるのかなとか、楽器持ってるからケガしないか心配で」って言ってた。優しい。
ウツはサングラスを、木根さんはテンガロンハットを曲の途中で舞台袖に投げ返して元のサングラスに戻すから、パーティー仕様は曲の後半まで。木根さんのピアノ前でショルキーをかき鳴らすてっちゃんを、木根さんはピアノを弾きながら、ウツはピアノに寄りかかりながら保護者のように見守っている。
M10. Past 1984
YOU CAN DANCEでステージも客席もお祭りみたいになってるから、次の曲に行くまでのクールダウン的なインスト。
M11. Electric Prophet
スクリーンには過去のいろいろなエレプロライブ映像が流れていて目が足りない。
M12. Human System
個人的にSTAND 3 FINALで一番グッと来た曲。初見では泣いちゃった。もし、事故に遭ったり病気で意識が戻らないようなことが自分に起こったとして、Human Systemを流してくれたら三途の川から現世に戻ってこれるんじゃないかと思う。そんなことを考えながら聞いていた。「好きな曲」とか「ライブで聴きたい曲」とかでは言い表せられない、DNAに刻み込まれているような感覚の曲。
M13. COME BACK TO ASIA
アジアの民族楽器のような音が使われているイントロ。STAND 3 FINALで一番意外な選曲だったかもしれない。エレプロ→Human SystemでSF的な俯瞰で歌う曲が続いて、この曲で一旦地球に降り立つような印象。土と草の匂いがする。
M14. てっちゃんピアノソロ
上手側の要塞からゆっくりとステージを横切って、木根さんが弾いていた下手側のグランドピアノにポテポテと移動。時折、歓声に応えて手を振ったりする。1日目はDAWN VALLEYからのAngie、2日目はBEYOND THE TIMEからのAngie。Vampire Hunter Dも入ってたかも。
M15. Love Train
イントロ長めでなかなか始まらないLove Train。あまりピコピコドッカンしないアレンジで、木根さんはギターに持ち替えているからいつもの歌詞でちゃんとウツがいつものように木根さんに歩み寄る演出は踏襲されている。
M16. Nervous
Nervousダンスは山口とも少し違う動きになってきた。絶対に過去映像を見直していない。ソウジャナイ。ソウジャナイけどカワイイから許す。すごい盛り上がったし。
M17. ACCIDENT
手書き風だったり、水に浮かび上がるようだったり、いろいろな形でスクリーンに歌詞が流れる。作詞は松井五郎さんなので歌詞がいい意味で昭和歌謡っぽいから、歌詞を映し出すとレトロな感じがしてとてもエモい。「愛しているから答えを出せない」的な、てっちゃんや木根さんでは書かないようなアイドルっぽさが良い。
M18. I am
てっちゃんがショルキーを持って木根さんの方に寄ってきたから、「お!?1本のマイクをキネテツでシェアしてコーラスする!?」と思ったら、てっちゃんは木根さんのマイクをガッシリ掴んで独り占め。木根さんのマイクなのに木根さんは菩薩のように微笑みながらてっちゃんのコーラスをすぐ横で見守っていました。
END THEME. intelligence Days
エンディングの映像は、三郷の会場の関係者出入口から3人が衣装のまま出てきて何かを話しながら3人で駐車場を歩いている映像(とても寒そう)。「潜伏者たちは今もまだ探している」的なメッセージの後に次の公演の日付と会場。
初見雑感メインの山口レポはこちら
今回のセトリ
M1. WORDS
M2. Nights of the Knife
M3. DEVOTION
M4. DIVING
M5. 君がいてよかった
M6. Good Morning Mr.Roadie
M7. Green Days
M8. N43
M9. You Can Dance
M10. Past 1984
M11. Electric Prophet
M12. Human System
M13. COME BACK TO ASIA
M14. てっちゃんピアノソロ
M15. Love Train
M16. Nervous
M17. ACCIDENT
M18. I am
END THEME. intelligence Days