結論から言うと、ほとんどまともに観れなかったです。
18:20くらいに会社を出て、最初の楽屋ワチャワチャは少し見れたものの、地下や山の中に入ると閲覧者が伸び続けたYouTubeのライブ放送に楽天のモバイルwifiではパワーが足りなかったのか止まること止まること。タイムスリップできれば、大阪会場のアルカイックホール(尼崎w)は職場から近いし滑り込みでライブ見れたのにな。
ストレスなく見れたのは、片道2時間弱の通勤を終えて家に帰り着いてからの正味40分くらい。
企画としてはイイところに目を付けたと思う。
33年前の1989年8月30日、衛星回線で各会場にライブビューイングした映像をまるっと配信。ライブ映像のみ、アーカイブなしはコロッケさんやまっちゃんの出演シーンもノーカットで放送するための苦肉の策だったのかもしれんが、結果としていい演出。
スタッフです📡配信のご尽力に感謝🙇♂️TIMEMACHINEに乗って33年前の今日へ👽皆さんは何をしてましたか⁉️「1974」で出会って横浜アリーナにいた❓『ザ・ベストテン』に葉書を書いていた?😎まだ生まれてないNew Century FANKSもいるかも⁉️今夜視聴できる方も、残念ながら観られない方も #We_are_FANKS!!☝️ https://t.co/nhW8xBzHeJ
— 木根尚登&スタッフ (@kinenaoto) August 30, 2022
「皆さんは何をしてましたか?」
ちゃんとCDを買って聞くようになったのはEXPOあたりから、という遅れてきたFANKSなので、当時はライブに行くどころかまだゲワイもCAROLも知らなかった。3人の名前もまだ知らなかったと思う。ただ、TM NETWORKを初めて認識したのがちょうどこの頃だったはず、と思って探したらウツに一目惚れしたベストテンの映像に「1989年8月10日」とあった。当時光GENJIにしか興味がなかった頃にこの放送を見て、「すごくカッコイイ人がすごくカッコイイ曲を歌ってる!!!」と衝撃を受けて、次の日にCDを買いに行ったのでよく覚えている。TMとの邂逅。
しかし、今見ると口パクっぽい😂
で、ここから少しずつレンタルショップで他のシングルやアルバムを借りて聞くようになって、「ん?他の曲も全部カッコイイな???」。邦楽コーナーの近くにmaxellのロゴが入ったTMのパネルが置いてあって、そのウツもとてもカッコ良かったから借りに行くたびに「この人ホントにカッコイイな…このパネルもらえないかな…」と眺めていた。当時は音楽雑誌という情報源も知らなかったからリリース情報にも疎くて、TMNリニューアルやRHYTHM REDの時期も全く活動を追えていない。なので、リニューアルの衝撃に晒されることなく過去音源をレンタルで少しずつ集めては聞いていた。次に買ったCDが店頭で見つけた「Love Train/We Love the EARTH」。その時に買ったCD屋の店員さんが「TM、来月アルバム(EXPO)が出るので予約受け付けていますよ」と教えてくれて「そうなんですか!?予約します!」。京都の十字屋さんだったかな。沼に導いてくれたあの時の店員さん、ありがとう。あなたがいなければ今の私はいなかったかもしれない。初めてのTMライブもEXPO。そこからはファンクラブに入って活動を追いかけるようになって、ほどなくして「終了」。
リアタイで経験していないというのと、EXPOから時代を遡るようにアルバムを買い集めるようになったから自分にとってのCAROLは、過去のアルバム/ライブの1つでしかなくて、正直それほど思い入れがなく、完全版DVDも未開封。学生の頃はミュージカルとも縁がなかったから、ファンタジー設定やストーリーやお芝居の要素があるライブにもピンと来てなかった。
なのに。
今になって見るとスゴさがわかる!セットの壮大さ、場面展開の多さ、前半にミュージカル・後半はライブという宝塚風の構成、そして何より、怒涛のセトリ。複数回のお色直しを経て、ウツがずっと出ずっぱり。これまで見てきたCAROLは衣装が違うと別のライブっぽく認識していたけど、これ1回のライブだったのか!もっとちゃんとCAROLを見ておかなきゃダメだな…FANKSだもの…と思ったクローズドサーキットでした。